椅子オタクが、 50歳でセミリタイア

50歳で公務員を退職してセミリタイア した椅子オタクです。節約や工夫をして楽しく無職ライフを楽しんでおります。

セミリタイアと完全リタイアした理由など

どうもリタイア無職さん57歳です。

今日は真面目に語ります。

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50歳セミリタイアから56歳完全リタイアになって、ほぼ1年になります。(2017年5月1日から完全リタイア)

セミリタイアの時は1日6時間で週5日市役所の嘱託員として仕事をしていました。仕事内容も専門的なもので人から指示されず、自分の裁量で仕事ができました。肉体的精神的にもストレスもなく、職場環境(人間関係含む)も恵まれていました。

 

それでも、完全リタイアを決意しました。

その理由の一つを以前の記事で書きました。

 

リタイアした理由の過去記事はこちら⬇︎

リタイア8ヵ月目突入(リタイアの理由1) - 50歳でセミリタイア 56歳でアーリーリタイア!

 

他にもまだいくつかの理由があります。

それは、二人の身近な人の死です。

一人はいとこでまだ54歳という若さでした。癌で闘病生活、入院を繰り返していました。最期の方は病院のベッドに寝かされ、体に繋がれてたチューブや薬で生かされている状態でした。よく生きているだけで、幸せというけれど、本当にそれが幸せだったのか?

もう一人は隣の家のご主人です。公務員として60歳で退職した後も、再雇用で65歳まで働き、やっと労働から解放されて、これから人生を楽しむという時、病気が見つかり、それから僅か半年後には亡くなってしまいました。いとこも隣のご主人もとても人柄も良く、本当にかわいそうでした。本人も悔しかったと思います。

 

そうした身近な人の死に直面して、自分だっていつ死ぬかわからない。1日6時間でも仕事で自分の人生を束縛されたくない。自分の人生を自分のために生きたいという思いから完全リタイア決断した理由です。

まあ、それが出来たのもある程度の資産を若い頃から確実に構築してきたという事が下地にあります。投資ではなく預金です。毎月給料の半分は天引きで貯金し、残りのお金でやり繰りしました。また、自分の若い頃の銀行や郵便局の金利本当に高くて、天引き貯金やボーナスなど、預けっぱなして置くだけで資産が増えていきました。

 

18歳で就職してから48歳くらいまでは、がむしゃらに働いていました。土日出勤当たり前、毎日残業当たり前、毎月100時間くらいの残業をずっとして来ました。若い頃は何も苦労に感じませんでしたが、年齢が上がるにつれて、責任も重くなり、体力的にも精神的にも辛くなってきました。そして、とうとうそれが体と精神に現れ、鬱と診断され、1年間、休職しました。

その後、職場復帰しましたが、もう今までのような働き方は絶対にしたくない。こんな事をまだ10年もやるのかと考えると、とても無理だと思い50歳で退職しました。

その時もある程度の資産(貯金)もあり、退職金もまあまあ貰えたるので、質素に生活していけば、何とかなるという計算はちゃんとしていました。なので、辛いから後先考えずに辞めてやれというのではありません。確かに辛いから辞めたのは事実ですが。

そして退職してからの1年間は短期的なバイトを何個かしてぶらぶらしていました。

51歳から市役所の嘱託員員として5年間仕事をし、56歳から完全リタイアになって今に至っています。

そして自分が、完全リタイアした去年にも近所のご主人が64歳という若さで亡くなりました。

より、人はいつ死ぬかわからない。後悔の無いような人生を生きたいと思うようになりました。

そして今、リタイア満喫中です。

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